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スマホを校則で規制 名門と言われる灘や麻布でも

毎日新聞より、中学校、高校での、スマホを規制する校則についての記事が出ておりました。「スマホ:自由な名門校も規制 灘や麻布」(2014年04月11日)
スマホを授業中に使ってLINEやTwitter、ゲームをしたり、マナーモードにしないので授業の妨げになるということで校則化。記事では、『名門と言われる学校でも校則化!』 ということで取り上げています。

こういった校則は、スマホになって初めて出た話ではありません。従来の携帯電話(フィーチャーフォン)でも、同様の校則はありました。
SoftbankからiPhoneが発売されたのは、2008年7月11日なので、試しにそれ以前の情報をWebで検索してみましょう。

2008年7月11日より前の、「携帯 校則」でGoogle検索した結果

「携帯の持ち込み禁止とか、没収って校則はどうなんですか?」という記事がたくさん見つかります。
しかし調べた限りでは、従来の携帯の時は、今回出ている名門校はこういった校則は無さそうでした。スマホの熱中度、依存度はやはり高く、その影響が出ているのかもしれません。

 

こういった学校側の対策、「校則で縛って止めることではない」、「自主性や自覚を促すべきだ」というような意見が当然あると思います。

ただ、前述したように、「従来の携帯のときはなかった校則」です。
学校側も苦慮した結果、校則化し、罰則を明確にすべき、と判断したと考えられます。
それほどに、目に余る状態になってきてしまったということではないでしょうか。
一般に『名門』と言われる学校でこのような校則ができたとすると、他の学校でも追随するような動きが出るかもしれません。「名門でも校則化するくらいだし・・・」という話がしやすくなると思います。

また、記事にあがっている、灘、麻布の他にも、既に名門校と言われる学校で、校則化・ルール化している学校もあります。
一方で、自主性に任せることを継続としている学校もあります。

記事中から、その状況を記した表を、毎日新聞の記事中より引用します。校名のセルが黄色になっている学校は、校則化・ルール化している学校です。

自主性を重んじる名門校の、携帯電話/スマートフォンに関するルールや対応
麻布中学・高校
(東京都港区)
電源を切ってかばんにしまうルール
武蔵中学・高校
(東京都練馬区)
中学:授業が終わるまで電源を切り、ロッカーにしまうよう指導
高校:適切に使うよう自覚を促す
灘中学・高校
(神戸市東灘区)
授業中に使ったり鳴ったりしたら教師が没収
返却相手は保護者
東大寺学園中学・高校
(奈良市)
終礼まで電源を切る
破れば没収し、反省文を書かせ、保護者に連絡
筑波大付属駒場高校
(東京都世田谷区)
必要に応じて指導
「常識を校則のような形で書く必要はない」
大阪教育大付属高校天王寺校舎
(大阪市天王寺区)
校則などは作らない方針
「今後、生活指導上考えるテーマだろう」
福岡県立修猷館高校
(福岡市早良区)
規定はない。
「通常の社会と同じように考えるよう指導している。授業中の使用は厳しく指導し、休み時間の使用も妥当性を生徒に考えさせる。」

 

大人の世界でも、携帯・スマホは常時マナーモードにしていることが多いと思います。
メールや電話、アプリなどで呼び出しがあっても、状況次第では取らない、反応しないことも当然あります。場所をわきまえて利用するということは、当然のマナーです。

日々、犯罪やいじめなど、こどもセキュリティの話題について触れていますが、こういった一般常識の範囲、「ケータイのただしい使い方」のような話も、重要なテーマの1つですね。

 

 


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