【マンガ】スマホに夢中になりすぎて・・・(part.2)
8月に入り、長かった梅雨(つゆ)がようやくあけました。
季節が入れ替わるように、外からはセミ時雨(しぐれ)がきこえてきます。
いつもであれば楽しい夏休みを過ごしている時期ですが、今年はCOVID-19(新型コロナウイルス)の感染防止に伴う一斉休校が発出された影響で、これから夏休みを迎えるという学校も少なくないと思います。
前置きが長くなりましたが、今回は久しぶりのマンガ記事です。それも、ちょっと変わっていてセリフが一言もない8コマの作品です!
マンガを読む前に
主人公はスマホ好きな女の子。ある出来事がきっかけで、大好きなスマホの中に「○○○○られて」しまいます。
さて、上記の「○○○○」にはどんな言葉が入るでしょうか?
また、最後のシーンで歯磨きをしながらスマホの画面を見ている人物は、いったい誰だと思いますか?
ぜひ考えながら「謎解き」感覚で読んでみてください。
本編
解説
セリフのないマンガ、いかがだったでしょうか?
考えてほしかったテーマは「スマホの扱い方について」ですが、読者のみなさんがマンガを通して「何らか」のメッセージを受け取っていただけたなら幸いです。
それでは、2コマずつ作品を解説します。
主人公の女の子はスマホが大好きです。でも、朝起きて、歯磨きをしながら、ご飯を食べながら、いつでも・どこでもスマホを手放しません。もはや「スマホ好き」を通り越して「スマホ依存症」になっています。
そんなある日、登校途中の彼女の身にある出来事が起こります。
それは、歩きスマホと信号無視による交通事故。
迫りくるトラックを避けきれず、絶体絶命のピンチ!
そして…
もうダメだと思った次の瞬間、彼女はベッドで目覚めます。
「怖かった、、、ホッ、夢で本当に良かった、、、これからは気をつけよう」
ここでマンガは終わるかと思いきや、続きがあります。
ホッ!
胸をなでおろす彼女の姿がスマホに映っています。
アレ?
このスマホを見ているのは、いったい誰なのでしょうか?
最後のコマで、その人物が明らかになります。
歯磨きをしながらスマホを見ているのは……
なんと彼女自身だったのです!!!
そして、そのシーンは、なんと1コマ目と同じ洗面台。
彼女はこのあと、どうなってしまうのでしょう。
エンドレスに繰り返される日常。そのループを断ち切るためには、彼女自身がスマホの扱い方を考え、「ながらスマホ」をあらためなければなりません。
最後に質問の回答です
主人公はスマホ好きな女の子。
ある出来事がきっかけで、大好きなスマホの中に「○○○○られて」しまいます。
「○○○○」に入る言葉、それは「閉じ込め」でした。
現実世界では、スマホの中に自分の身体が閉じ込められてしまう、マンガのような出来事は起こりません。
しかし、いつでも・どこでも、スマホを手放せない「依存症」になってしまえば、
自分の心そして時間は、常にスマホに閉じ込められている状況と変わりません。
食べながら、寝ながら、歩きながら…
在宅時や外出時、つい無意識に「ながらスマホ」をしていませんか?
マンガのように、スマホ世界に閉じ込められないよう、心がけていきましょう。
【マンガ】スマホに夢中になりすぎて・・・
前作(part.1)はこちらから読めます。