警察庁サイバー犯罪データ
我々がよく参照しているデータに、「警察庁 サイバー犯罪対策の統計データ」があります。本日はこのページについてご紹介いたします。
平成22年度からのサイバー犯罪に関する統計データを、警察庁が公開しているものです。
それ以前のものも、いくつかデータが公開されているものもあります。最も古いもので平成12年です。
データはPDF文書として公開されており、読むためには Adobe Acrobat Reader か、対応した閲覧ソフトが必要です。Adobe Acrobat Reader は無料でダウンロードできます。(スマホでも見れます。Android iOS)
どのような統計データがあるかを下記にまとめました。
■H25
- コミュニティサイトに起因する児童被害
- インターネット・ホットラインセンター
- サイバー犯罪検挙状況
- 出会い系サイトに起因する事犯
■H24
- コミュニティサイトに起因する児童被害
- インターネット・ホットラインセンター
- 不正アクセス行為発生状況
- サイバー犯罪検挙状況
- 出会い系サイトに起因する事犯
■H23
- コミュニティサイトに起因する児童被害
- インターネット・ホットラインセンター
- インターネット上の違法・有害情報の取締結果
- 不正アクセス行為発生状況
- サイバー犯罪検挙状況
- 出会い系サイトに起因する事犯
■H22
- コミュニティサイトに起因する児童被害
- インターネット・ホットラインセンター
- 不正アクセス行為発生状況
- サイバー犯罪検挙状況
- 出会い系サイトに起因する事犯
コミュニティサイト(SNSなどの交流サイト)、出会い系サイトに関するもの。
サイバー犯罪全体に関するもの。
不正アクセスに関するもの。
ホットライン(通報、情報提供)に関するものです。
コミュニティサイト、出会い系サイトに起因する児童被害、不正アクセスもサイバー犯罪の一部ではありますが、独立して統計が取られていることから、重要視されていることが伺えます。被害件数が多かったり、深刻度が高いということでしょう。
上記の各内容に対し、統計データを年度内に2回(上半期・下半期)といったサイクルで公開しています。
今後各統計データについて、1つ1つ取り上げてご紹介、解説していきたいと思います。